空飛ぶBear Aviatorの世界へようこそ〜

夢を実現するパイロットの卵達と夢見るキャビンアテンダント&国際英語の世界へ

パイロットになるには...

  全世界で資格を取るためには、筆記試験で知識を披露、合格し、実地試験という実際の飛行機で

安全に操縦技量がある事を試験官に披露、合格する必要があります。
  アメリカにおけるパイロット資格は、
Private (自家用操縦士免許)
Commercial (事業用操縦士免許)
ATP (定期運航用操縦士免許) =Airline Transport Pilot
   アメリカはFAA(Federal Aviaion Administration 連邦航空局)という、日本の航空局に
当たる航空局が全権を握っており、航空法やら資格やら全ての分野で統括しております。
 資格はまず段階的に取らなければなりません。
  つまり、アメリカでパイロット資格を自家用から取得し、飛行経験を積みながら
次のCommercial、更には最終のATPとなります。その間、Ratingと呼ばれる別項目の資格を付帯取得していく必要もありますが。例えば、Private パイロットは通常VFR(Visual Flight Rules)、目で見て飛ぶ有視界飛行で飛ぶ事が免許条件です。では急に、もしくは雲の中や視界が非常に悪い条件で飛ぶ時は ?
飛べません。一定の訓練を受け呼ばれる計器飛行証明(IFR=Instrument Flight Rules)というRatingを持たないといけません。自動車と違ってこういう盲目飛行、計器のみで飛行する訓練を受けていないと
素人は飛行機を操縦する事は困難で、命を落としかねないし、墜落事故で周りの人々を悲惨に巻き込みます。
  Private パイロットは座学 (60時間程)、並行して実機操縦訓練を受け、筆記試験をまず取り、
所定のFAAで規定された最低限の飛行訓練以上をInstructor(教官)に受け教官の判断に基づき
実地試験という運びになります。
  アメリカでの訓練は集中的に受ければ、2〜3ヶ月で完了です。
 
 ここで日本人の最難関、英語が出てきます。今ではアメリカ在住の日本人教官や訓練校があり、お手頃なのですが、ほとんどの日本関係の訓練校、教官は日本語で教えます。
訓練生は日本にいる感覚で訓練を受けられ心強いのですが、訓練生は現実にアメリカにおり、管制塔との交信(ATC=Air Traffic Contol)は勿論英語ですし、筆記試験、実技もアメリカ人の試験官です。
  従って、英語は自主学習というところが大半で日本人の訓練生は現実に大変苦労します。更に訓練前にMedical Check(航空身体を受け、第3種 Third Class Medical)を取得しなければならず、今では此処でDoctorが英語能力のCheckを受け持っています。英語を使ってはいけないと言う限定のThird Classをもらう訓練生もいます。こうなると管制塔のある空港はもとより今後の訓練の大きな障害となります。
  座学、英語は少しでも日本でやっておく事が賢明でしょう。
 
  詳細は今後のBlogで触れますが、ご希望の方は、こちらまで御相談下さい。
  kbcfii@aol.com 西村まで。