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夢を実現するパイロットの卵達と夢見るキャビンアテンダント&国際英語の世界へ

LCC(格安エアライン)とパイロット不足

LCCが近年、日本にも定着し、さらに近隣の中小規模のエアラインの参入。

それに伴い、将来のパイロット不足があり、20〜30万人のパイロットが東南アジア地域で必要とされています。

しかしながら、このLCC台頭によるパイロット不足は機長クラス、もしくはもうすでにエアラインの飛ばしている機材に免許が一致している必要があります。LCCが格安であるが故の自社養成が中々出来ないのです。その為パイロット自身が他社での経験からの転職、年齢による退社更に自身での免許取得(ある大きさからの機種には1つ1つの追加免許が必要  Type Ratingと呼ぶ。)が必要とされます。

つまり、エアラインの今迄のパイロット募集は旅客機の操縦資格所持者であり、最初からの自社養成ではないということです。パイロットとして生きるには最低限Privateからの免許取得が必要であり、多額の資金と時間が必要な職業であるということです。
LCCエアラインには養成費はない。今後少しは変わるかも知れませんが、白紙からのパイロット養成は無いでしょう。
エアラインで養成すると有資格者でも数ヶ月、自社養成は2〜3年は掛かります。
一番の近道はアメリカ留学、Type Ratingの取得   東南アジア方面のエアラインに応募。  (ただし、国際間を飛ぶためにはICAO(国際民間航空機関)のLevel4と呼ばれる英語能力認定)を持っていなければならない。これからのパイロットの就職もGlobalにならざる得ないのです。その為の近道はアメリカへの航空留学でしょう。
しかも、アメリカでの訓練の初期から英語漬けになる必要がある。日本人の訓練校でも日本語で訓練を受けない方が良いのです。英語があまり出来ないInstructorも少なからず、残念ながら存在しているのが現状です。
最初から、日本人の教官からずっと師事を受け、上のランクに上がっても、先日私が申し上げた英語の授業の教育の在り方と同じなので英語の能力は依然として低いままです。座学と並行して英語も勉強する必要があります。
簡単に説明すると、免許取得の流れは、
最初はPrivate自家用機免許
座学(4〜50時間) 飛行訓練と並行
筆記試験合格
実機試験合格(FAA米連邦航空局の規定の訓練終了後)
総計 2〜3ヶ月要
短くするには日本でも座学を受けると良い(同時に英語能力を上げる)となります。
 
詳しくは今後のBlogで綴りますが...