空飛ぶBear Aviatorの世界へようこそ〜

夢を実現するパイロットの卵達と夢見るキャビンアテンダント&国際英語の世界へ

嘘でしょ❗️国際線パイロットでも英語はデキナイ❗️

もう何十年も前から英語という言語ツールは、国際間のコミュニケーションにとって必要不可欠なものとなっています。

航空界では、英語は世界標準語です。

私のBlogで最近話題にしている、パイロットと航空管制官との認定レベルにその技量自体が達成されていなかったとの事です。

国際線を操縦するパイロット及び各国の英語を母国語としない航空管制官は、ICAO協定で一定レベル以上の航空英語技量を保有、認定されてなければならないとの国際法規があります。勿論、英語能力試験という難関をパスしなければならないという事です。認定レベルに達していないパイロットは飛べないという事です。

そのレベルとは、レベル4以上となっています。5、6もありますが、レベル6はネイティヴであり、外国人としては、4か5です。

この法規は、航空機事故をコミュニケーションに起因する事が多々あるので、注意防止策として制定されています。

しかしながら、この法規は2000年後半からの準備期間を入れて導入されていますが、実際、それ以前にパイロットとして操縦してきたパイロットにも適用されますので、今更、英語能力認定レベルと言われても、困惑するばかりです。

まして、このレベル認定を持っていなくては、国際線を飛べなくなると航空会社運航自体の死活問題にもなります。


そこで、各国政府は、この試験の認定レベルに手心を加えるという事態に至ります。一般の人には預かり知らずのことで、大きくその問題点が指摘されることはありません。

それが、最近の英国の研究で、実際のレベルとStandardsに達していないギャップが指摘されたのです。


航空に於ける英語は直接安全性に関わる場面が多く、パイロットに至っては、管制官とのコミュニケーションが生死に関わる場面が多々あります。実際、英語による意思疎通が上手くいかず、緊急事態にも関わらず、そのまま墜落してしまったと言う、英語を母国語としない国のPilot事例もあります。
特に、通常は英語レベルが平均的に出来るパイロットでも、切羽詰まった状況で上手くコミュニケーションができるかと言えば、中々難しいでしょう。実際、日本でも、通常は英語管制が行われていますが、緊急事態の場合には、日本語に切り替えます。外国では、そうはいきませんが。

フライトアテンダント、地上のグラウンド職員でも多種人種に接する立場の人々は、色々な人種の独特なアクセントの英語に遭遇します。結構聞き取るのが難しい場面もあるでしょう。

コミュニケーション英語は世界を広げるには一番良い言語ツールで、日本の翻訳を通さず、自分自身の目と耳で、直接世界を見に行くことが出来ます。

 

先ずListening(聴く力)を重点的に生活に取り入れることから始めましょう。

Lineでの英語レッスンも考えていますので、リクエストなど、コメントしてくださいね。

kbcfii@aol.com (Kaz)まで

Blogコメントでも結構です。