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MRJ 奮闘中 ‼️ (1)

日本初となる近距離用旅客機 MRJ(Mitsubishi Regional Jet)がアメリカで正式に型式証明、テスト飛行を繰り返しサービスに入ろうとしているが、各ステージ毎に問題続出でなかなか航空会社への引き渡しが出来ない。

その奇跡を追って見た。

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 40年以上に渡り日本初の国産商用旅客機プログラムとしてMRJは、初の飛行を2015年11月に行った。名古屋空港を離陸するMRJ、この時着陸までの90分の飛行であった。

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MRJは、プラット&フラットニーPW1200Gをエンジンに使用し、このギア式エンジンは2017年5月に米国航空局(FAA)の型式証明を得る。 

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 製造は三菱重工業名古屋空港に併設されている工場で最終組み立て、外装、塗装などを行う。プラットアンドリーホイットエンジンの取り付けは最終組み立て地の小牧基地エンジン用子会社MHIで行なわれる。また親会社、三菱重工業の機体及び航空機の翼部分の製造を受け持ち、内装を飛島にある名古屋航空宇宙システムの施設において行う。

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受注として8つの航空会社がMRJ90の申し出を行っている。最大の注文は北米スカイウェストエアラインの100機のオーダーで更に100機の購入を検討中である。2017年5月、可能性としてイランの航空近代化にMRJがひと役買うであろうと目算されていた。日本の航空会社、全日空が5番目のテスト機MRJの機体に自社のペイントを施し今年のパリエアショーに出展している