空飛ぶBear Aviatorの世界へようこそ〜

夢を実現するパイロットの卵達と夢見るキャビンアテンダント&国際英語の世界へ

日本の英語事情

私の以前のBlogからRemakeでお送りします。

かれこれ私の若い頃、やっと世界へ飛び出す40年くらい前、英語教育が盛んに叫ばれていました。これからはBilingualの時代であると...


勿論、政府教育機関からですが一般英会話、ビジネス英語教育等々....
現在の日本と全く同じ状況でした、しかもその状態は変わっていない... ‼️

私がパイロットになり英国からアメリカに渡り、数十年...
日本に戻ってみると、相変わらずの英語ブーム、というより未だに英語の初心者ばかりで、
英語が話せる、特にビジネス面でも日本人は四苦八苦の状態で、驚いてしまいました。

少しは進歩しているといえば、大企業が会議などに英語を取り入れて会社内総英語、ビシネスとの世界では.. しかしこれはちょっと違うなぁ〜と思っているんですよね。

良く日本の学生さんでも日本人同士で練習する方法があるんですが、途中で会話が止まり、変な雰囲気が漂う...

これは、英語のレベルの問題ではなくその本人達が持つcontent (内容 知識)の問題なんですね。日本語の内容ではっきりその話題が話せるのか? それと同様内容で英語の話題、単語を

学んでいるのか。急に日本語の話題を英語で話しなさいと言われても.., 無理でしょ ‼️


日本は経済界特にIT分野ではグローバルなのにそれに比例して英語が通用する人物の少ない事。ビジネス英語が話せるビジネスマンがパーティーなどでくだけた話ができないのも同様の原因でしょう。


米国大学入学資格TOFLEでも世界の下位に属し、ダイレクトに米国大学入学を許可される人数の少ない事。日本人は頭が良すぎて、未だに点数ばっかり基準にし、追っかけています。何十年もこの傾向は変わっていないようですね。基本的な発想力が欠けています。
TOEICにしても高得点の方々でも英会話がその水準に達しておらず使えないと言う事も耳にします。
英検などは何十年も続いているのに実際のレベルとはかけ離れすぎている人をアメリカでいっぱい見てきました。
企業もその得点を基準に英語能力を判断基準に考えているみたいですね。なぜか?...
英語を実際に使っている面接官が話せば、英語が使えるのかの判断は簡単に出来ます。
つまり日本では未だに上に立つ教育者や面接官、試験官の人々が育っていないと言う事もその一因になっていると考えます。
英語が実際に使える人が教育すべきで、得点目的に勉強しても(勿論、動機付けにはいいですが)
実地での再訓練を余儀なくされます。
余りに問題点があり、一度には書けずおいおい綴っていきたいと思います。
今日の最後に
日本語の発想と英語の発想は違うという事。
英語を話す時は、その発想をスムースに転換、コントロールするコツをつかむ事が重要になります。