空飛ぶBear Aviatorの世界へようこそ〜

夢を実現するパイロットの卵達と夢見るキャビンアテンダント&国際英語の世界へ

英語と航空と世界の関りあい

  もう何十年も前から英語という言語ツールは、国際間のコミュニケーションにとって必要不可欠なものとなっています。
  にも関わらず、日本では相変わらず、英語はブームと言う一種の勉強の対象物としての位置から、一向に実用レベルへの上向きにはなっていません。
  一部のIT企業が社内公用語としての英語の導入などを取り入れてる現状はあるのですが、果たして個人のコミュニケーションレベルとしての英語の能力がどこまで行っているのか ?
  企業の組織体系としての英語導入がなされていても、各個人のコミュニケーション英語能力が低いと
日本人特有の沈黙が多くなり、活発な企業活動が削がれる事にもなりかねません。
勿論これは、私がただ外から第三者として見ているだけの懸念ですが。
やはり個人レベルの学習は個人に委ねるところが多いのではないでしょうか。
  
  航空に於ける英語は直接安全性に関わる場面が多く、パイロットに至っては、管制官とのコミュニケーションが生死に関わる場面が多々あります。実際、英語による意思疎通が上手くいかず、緊急事態にも関わらず、そのまま墜落してしまったと言う、英語を母国語としない国のPilot事例もあります。
  特に、通常は英語レベルが平均的に出来るパイロットでも、切羽詰まった状況で上手くコミュニケーションができるかと言えば、中々難しいでしょう。実際、日本でも、通常は英語管制が行われていますが、緊急事態の場合には、日本語に切り替えます。
  英語がスムースに、自分の生活の一部となっているような英語レベルが要求されるのです。
  現在の国際間を飛ぶにはICAOの定めるパイロットの英語能力試験をパスして、英語運用能力を証明しなければならないのです。英語を母国語としない外国人パイロットは最低レベル4と言う線が要求されています。(一定期間の更新が必要)
  フライトアテンダント、地上のグラウンド職員でも多種人種に接する立場の人間は、色々な人種の独特なアクセントの英語に遭遇します。結構聞き取るのが難しい場面もあるでしょう。

コミュニケーション英語は世界を広げるには一番良い言語ツールで、日本の翻訳を通さず、自分自身の目と耳で、直接世界を見に行くことが出来ます。判断は貴方自身が、主体的に出来きます。

 先ずListening(聴く力)を重点的に生活に取り入れることから始めましょう。
 そこから、言葉のキャッチボールが出来るようになり、受け答え、つまりコミュニケーションが成立していきます。